バイクシーズン真っ只中ですが、最近はエンジン修理が多くなってます
まずは、教習車のCB750です。
こちらの修理は、低速で教習中にエンストしたり、エンジンを停止したりすると、再始動が出来なくなるというものです。
セルの回り方は問題ないのですが、その先の「セルクラッチ」がどうやらおかしくなってる様です
しかし、分解していくといろいろと問題がみつかりました
もともと、始動直後に白煙がマフラーからでるとの事でしたので、オイル下がりもあるんだろうなーと思いシリンダーを外してみると、1番シリンダーがオイル下がりしてました。(画像で言う右端のピストンが湿ってます)
まあとにかくカーボンが半端ないです これは1個の排気ポートからでたカーボンですw
クランクの大端メタルも摩耗しすぎてます。これが再始動時を困難にしていた原因の一つと思います。
オイルリングは完全に固着していましたのでピストンと合わせてリングも交換です。
お次はエンジン不調では無いのですが、オイルにじみによるガスケット類を交換ついでに、事上のオーバーホールのご依頼です、車両はDSC11です。
吸排気共に社外品に変更しているので、燃調がバッチリでは無い様ですが、大外れでは無いのでもまぁこんなもんですね。このクラスのツインってあまりオーバーホールとかの作業が無いので1番2番シリンダの位置づけや排気矢印のピストンマークを間違えないようにしないとw
吸気バルブの方がカーボン付いてますが、これは1軸クランクでのツインだからオーバーラップの関係で致し方がないのかな?あと燃焼温度も関係してるのかなと、、シリンダーのポート内は綺麗でした
すり合わせやカーボン除去に時間がかかっちゃいますが、バリっと仕上げたいと思います♪