2017年モデルYZシリーズ(エンデューローモデル)

YZシリーズのモトクロスモデルをベースとしてリアホイールの18インチ化や前後サスペンションのソフト方向への仕様変更、エンジン特性の最適化をはかりった「X」シリーズも2017年はYZ125Xを新たに導入(国内のみ)しました。

YZ125X
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メーカー希望小売価格 626,400円(本体価格580,000円)

主な特徴
1)エンデューロでの扱い易さを追求した水冷2ストローク
 「YZ125」に搭載の水冷2ストロークをベースに、エンデューロでの走破性・扱い易さを照準に開発。燃焼室容積を拡大し圧縮比は8.6から7.4※として、幅広いトルクレンジをもたらしています。YPVSバルブも作動特性を最適化、開閉切り替え回転数の幅を広くとり、なだらかな作動による良好な繋がり特性を確保しました。※YPVS全開時
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2)専用CDIユニットの搭載
 燃焼室やYPVS作動特性変更にあわせ、専用CDIユニットを搭載。「YZ125」を彷彿とさせる高速での伸び感を支えます。

3)「YZ125」共通フレームと専用セッティングのサスペンション
 フレームは「YZ125」と共通のアルミ製セミダブルクレードルフレームです。気液分離型の倒立式フロントサスペンションとリンク式リアサスペンションも、高性能なYZをベースに前後ともバネレートを下げ、減衰特性を専用チューニングすることで、ガレ場やウッズなど、さまざまな状況での走破性に貢献させています。

4)その他エンデューロ実戦に役立つ装備
・エンデューロ用のタイヤ(ダンロップ製「GEOMAX AT81」、リア18インチ)
・Φ270フロントディスクブレーキ
・シールチェーン、・サイドスタンド、・リザーブ切り替えコック付燃料タンク
・2次減速比最適設定(T50リアスプロケット)

開発者コメント

開発ライダーコメント

発売日 10月5日
受注予約期間 6月10〜12月12日

YZ250X
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主な変更点
●大径フロントブレーキを搭載
(2016モデルより20mm大径化しΦ270mmディスク化)

発売日 8月25日
受注予約期間 6月10〜12月12日

YZ250FX
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主な変更点
1)「YZ250F」共通の新シリンダーヘッド≪吸排気効率改善、吸気流量アップ≫
を着眼点に熟成・性能アップした新エンジンを搭載しました。新気をよりダウンドラフトに近いかたちで導入するためエアクリーナからインレット形状、ポート形状を最適化。カムプロフィールも変更し、強化バルブスプリングなどの効果と相まって、優れた出力特性を支えています。

2)熟成させた2本リングのアルミ鍛造ピストン
軽量かつロス低減効果のある2本リングのピストンは、現行FX比に対し形状を変更したほか、ピストンピン軽量化およびDLC処理追加、ピストンクーラー形状変更などで基本性能を向上させました。

3)パイプ径アップを図ったエキゾーストパイプ
マス集中と排気効率を両立させる独創のエキゾーストパイプは、吸排気のバランスを見直し、パイプ径を拡大し、曲げ具合も広げました。良好な排気脈動効果を引出し、性能アップに貢献しています。

4)FX専用チューニングを施したアルミ製フレーム
セミダブルクレードルフレームも2017年「YZ250F」と共通です。現行FXに比べるとブラケットリアアーム部が太く、優れた強度・剛性を備えています。懸架ブラケットは形状をチューニングし、エンデューロでの高い操縦性を支えます。

5)FX専用セッティングの前後サスペンション
YZ直系のフロントサスペンションは、オイルシール仕様を変更して耐久性を確保しつつ専用セッティングを行いました。リアのショックユニットもFX専用セッティングを施しています。

6)その他の変更点
●FX専用開発ECU(点火&燃料噴射量最適化)、ミッションへのショットピーニング追加(耐久性向上)、
 Φ270耐熱鋼フロントブレーキディスク
●キックスターター廃止(オプション化)
●エアクリカバー形状変更
●燃料警告灯追加

開発者コメント

開発ライダーコメント

発売日 8月25日
受注予約期間 6月10〜12月12日

YZ450FX
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主な変更点
●エアクリーナボックス部カバー
 (クイックファスナーの外装留め仕様変更)
●リアブレーキディスク
(材質変更により信頼性向上 フロントと同材質)
●燃料警告灯追加
●キックスターター廃止による軽量化(オプション化)
●サスセッティング最適化

発売日 8月25日
受注予約期間 6月10〜12月12日


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