いよいよエンジンは今日で終了の予定です。
新品バルブが届いたので、減ったのと比較してみましょう。
YZ250Fの2013年式までは、そう
5バルブ ジェネシス! なんです
喜んでもいられない5本チタン製バルブは記念にオーナーさんにお渡ししましょう
左側が新品バルブで、右側が減ったダメバルブ
チタンでも減る時は減るんですよね
さて問題!
シリンダー側のバルブと接する所を「シートリング」と言いますが、このシートリングとバルブは共に金属です。←ザッパです
ご存知の通り、カムがバルブを押し下げ燃焼室側から見れば「開いたり」「閉じたり」してます。
カチカチとバルブフェイス(シートリングとの当たり面)が密着してる(当たってる)って事ですよね
なにで潤滑してるでしょ〜か?
そして、このバルブフェイスとシートリングの密着を高める加工をバルブの擦り合わせって言うんです。作業工程を動画で紹介しようと思ったんですが、カメラアングルの失敗で肝心なところが映ってなかったです(笑)
http://masasydesign.tumblr.com/post/110240139993
擦り合わせ後に均等に接してるか調べます
画像で言うオレンジの輪っかになってる所がバルブと接してる面と言うことです(シリンダーヘッド側)
細く言うとバルブフェイスは外周から何ミリ内側で幅は何ミリ以内で。と決まってます。
もちろん、シートリングのテーパーの角度も決まってます。
そんなこんなで、擦り合わせも無事完了して組み付けます
バルブが新品なので、バルブクリアランスももちろん調整し直しです。
途中省略で、エンジン載せも完了!
と、思ったら
サブフレームのサイレンサー取り付け部にクラック発見!
久しぶりのアルミ溶接で…
手が震えてダメだ(笑)
あとは残すこと
フロント周りでございます♪