久しぶりに頭を悩ませました。
セローのエンジン始動不能で入庫したんですが、スイッチONで電装系は異常無し
ただ、プラグの火花が一回だけパチって飛ぶだけで、その後は飛ばない。
キックでかけてもダメ
で、点火系の点検になりますわね〜
プラグキャップ 異常無し
イグニッションコイル 異常無し
CDI 異常無し
ピックアップコイル 異常無し
はぁ…
で、配線図とにらめっこ
イグニッションスイッチに電源とは別回路でCDIから2本配線が行ってるみたいなんで、そこら辺かと疑いライト周辺をバラしてみたら、スイッチのコネクターが腐食してたんで
おぉーこれだ!!
ってニヤリ
だが、赤線ってバッテリーからの電装系の(+)なんで
?? エンジンかからない原因とは違うのよ
しかも、電装系はこんな状態でも正常作動してたし
気を取り直して、まずはコネクター端子の修復
で、CDIからの2本線の同通確認したらNG
はい 原因判明です
だが、何で同通しないのかが、気になる性格
通常YAMAHAのメインスイッチは分解出来ないんですが、オレ…通常じゃないんで分解
画像は公開しませんが、端子の基板が割れてました
基板を修復して無事修理完了です!
基板が割れた原因とは
思い起こせば、去年の秋に林道で転けて、メーター周辺を破損しちゃった時にメインスイッチもメーターに押され外見では何とも無かったんですが、内部の基板が割れたんですね〜
その後3ヶ月位何ともなくて、今頃現象が出て来るなんて…
珍しいー
今回は整備士生命をかけるまでは悩まなかったかな(笑)