XVS950Aのエンジンを車体に載せるんですが、この車体は右側のダウンチューブが外せるんで、とてもエンジン脱着が楽チンでした。
とはいえ、推定150kgはあろうかとのこのエンジン… さすがのオレも1人で脱着は無理です(笑)
この手の作業はチカラ尽くしの内容だったりすると「もうやりたくない系」の作業になっちゃうのでいかに怪力を必要とせず、かつ円滑に作業できるかが大切です。←自己論
エンジンメンテナンススタンドもその一つでした。
さてさて、組み上がったエンジンを基本社長と二人で載せるつもりでしたんで、色々考えた結果「スルスル寄ってく君」を使っての作業が一番安全でチカラを必要としない作業と考えました。
なんなのか?
それは
鉄筋棒2本をつかって載せるという方法です
ごらんのようにマウントボルトが入る穴に1mくらいの10mm鉄筋棒を2カ所通します
車体側に突き出た鉄筋棒をフレームのエンジンマウントの穴に合わせて突き通します。この時車体の位置とエンジンの高さの位置が違う場合はエンジンを傾けてフレーム側のマウントに合わせれば大丈夫。
今回は絶対傷付け厳禁だし、重いのでリフト上部のチェーンブロックを使って、極力チカラを使うのを避けるためマウントに合う位置まで釣り上げましたが、この鉄筋棒が水平になるまで高さ調整すれば、あとはエンジンを横にスライドさせればセット完了って事です
↑車体左側からのアングル
念のため社長にはエンジンの向きが真っ直ぐなる様に引っ張りテンションかけてもらってます。
そんなこんなで、30分もかからず車体に載せられました。予定通り怪力は不要でした。
いかがでしょ
スペシャルツール「エンジンスルスル寄ってく君」 鉄筋棒2本でラクラクでした。